読み方
_ ラテン語の読み方
教科書は7ページに説明があります。ローマ字読みすると言うことです。
Rōma をローマと読める方は、この課は及第です。母音の長短云々というのは、Rōma をロマでなくローマと発音するべし、という意味です。
よく見ると、ō の字の上に横棒がついていて、この母音を長く読むことを示しています。辞書もそうです。辞書は単語の意味を知るためだけでなく、母音の長短を知る、または確認する目的で利用することができます。
§3以下にアクセントのことが書かれています。最初は細かいことは抜きに我流で読んで頂いて問題なしです(異論があるのは承知していますが)。趣味でラテン語に接する目的であれば、我流でよい、と私は思います。
大きな声で言えませんが、私も我流で読んでいます。Vergilius はローマを代表する詩人ですが、ウェルギリウスという発音の仕方はわかったとして、どこにアクセントがつくのでしょう?
「ウェ」「ル」「ギ」「リ」「ウス」のどの語を強く読みますか?
8ページの内容をもとにして考えると、「ギ」ということになります。ヒントは、教科書の「三音節かそれ以上長い単語の場合、語末から二番目の音節が長ければそこに、短ければその一つ前の音節(語末から三番目の音節)にあります。」という記述です。
語末から1番目=「ウス」、2番目=「リ」、3番目=「ギ」と数えます。2番目は「短い」です。「リー」ではないという意味です。とすれば、消去法で3番目、すなわち「ギ」を強く読む、ということになるわけです。
いちおうの説明はできました。
しかし、日本人同士の会話の中で「ウェル<ギ>リウス」と「ギ」を強く発音するのはどこか変な感じがしますので、私はとくにどの語も強く読まず、平板に発音することにしています(日本語的といえば日本語的に)。
#日本語のやりとりの中で、カメラをキャメラと発音しないようなもの?
専門家の発音を聞いても、皆さんそんな感じでお互いやりとりしています。
Lucretius は「ルク<レー>ティウス」のはずですが、一般には「ルクレティウス」とどの語にもアクセントを置かず、平板に発音する人が多いです(私も)。
アクセントの分析が意味を持つのは、詩の韻律の解析においてである、という言い方もできます。このことは、また別の機会に書きたいと思います。